Mr.hithard

自分がスロブセッションに通い出したりセッションリーダーをするようになった翌年、1人のドラマーさんがしょっちゅうスロブに顔を出すようになりました

羽田均さんです

当時はそんなにしゃべったりしなかったと思いますがブルーズ云々無しでドラムのスキルは抜群だったのを覚えてます
聞けばブルーズは経験したことなかったと言うこと

ただスロブセッションに通いながらどんどんブルーズにのめり込んでいくのは観たり聴いたりしてるだけで伝わってきました

初めて長く話したのは数年前、確かカルロスジョンソン得三での1回目のライブ後
何人かで行った居酒屋
羽田さんが言うには「ミッキーは話しかけづらい」と言われたのが印象的(笑)

まぁ少なからず言われるけど…
現在は大丈夫っすよね!(笑)



……
いつぐらいからなんだろう?
羽田さんのシャッフルが今のようなビートになったのは
これまた数年前にデカスーさんが名古屋在住のころギターで刻んだシャッフルに目から鱗だったと聞いたことがあるからあの辺りだったのかな?
実際知らない間になってました(笑)

何はともあれ膨大な音源を聴き、誰にも負けないくらいのセッション参加回数、勿論、研究努力もされたんでしょう

今では新しくセッションに来た人、特にドラマーさんは羽田さんのシャッフルを聴いて目から鱗になってる現状
刻むリズムだけでなく、いわゆる「おかず」もシカゴブルーズのそれを手に入れ自分たちシカゴブルーズ好きにとっては「それ!それ!それなんだよな!」と思わせてくれるフィーリングや緩急
ここ数年でそんな財産を手に入れた羽田さん

名古屋ブルーズにとってなんとも残念なことにこの7月から関西へ転勤が決まりました

一緒にやってた電気泥坊とシャッフル研究室と言うバンドも満足にできなかったのは非常に残念です

ただ羽田さんのシャッフルをものすごく沢山聴くことは出来ました
それは火隣灯ブルーズセッションに本当に多く参加してくれたから
ドラマーさんでは…いや、全ての参加者の皆さんの中でも一番だと思います
何しろ欠席の週は連絡がきました(笑)
それが年に数えるほどだから

でも行き先が関西ってのが自分にとっても、当然羽田さんにとってもある意味楽しみなのも正直なとこ
関西ブルーズはご存知の通り、ディープな人たち、ディープな世界があります
これから関西ブルーズを体験しながら又、気持ちのよいビートをパワーアップされるのを非常に楽しみにします

ただ関西人(羽田さん、生まれは関西)であっても「名古屋のブルーズドラマー羽田均」として活動していただけたら嬉しいです


と言うことで明日28日の火曜日、火隣灯ブルーズセッションは「羽田均ナイト」としてブルーズセッションを行います
羽田さんがスロブで叩く最後の夜です(とりあえずしばらくの間は)
出来る限り沢山、皆さんの後ろで羽田さんに叩いてもらおうと思います

是非、名古屋のブルーズドラマー羽田さんのラストシャッフルを楽しみにスロブへおいで下さいm(__)m